ひとことカード

国立大学法人の運営交付金削減で・・ (2007年5月31日)

質問

(5月22日付)報道によると、財務省方針で富山大は国立大運営費の約半分を占める国立大交付金の5割以上カットになり、来年から授業料が、大雑把に見て最悪2倍(最小1.25倍)になる恐れがあるようです。
悪くすると2~3割の学生が授業料が払えず退学する恐れがあるのですが・・・
今からできる何かよい知恵や備えはありませんか?

(学生 その他)

回答

難しい問題ですね。
この話は、経済財政諮問会議の民間議員が「競争原理の導入」を提言したことを受けて、文科省が「競争原理」が成り立っている科学研究費補助金(科研費)の05年度獲得実績に基づいて運営交付金を計算した場合の計算結果を報道されているかと思いますが、最終的に運営交付金と科学研究費補助金が同じ計算ルールになるとは考えにくいので、極端な計算結果だと受け止めています。
しかし、競争原理が導入されれば、運営交付金が減るのは間違いのない情勢ですので、ご指摘の可能性は否定できません。
富山大学生協としてできることは、富山大学がより魅力的な大学になるために今まで以上に貢献することと考えています。
具体的にどのようなことができるのかお約束できることはありませんが、富山大学が目指す方向を富山大学の構成員で組織された富山大学生協は後押ししていきたいと思います。

(専務理事 磯村 裕隆)

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